開発製品 Products

ITF2000関連FAQ

**重要なお知らせ**
当製品に使用している部品ディスコンに伴い、当製品の製造を終了とさせていただきました。
販売は、在庫限りとなりますので、品切れの際はご容赦いただけますようお願い申し上げます。


よく寄せられる質問への回答です。
下の質問をクリックすると、その質問に対する回答が表示されます。

ITF2000フラッシュマイコンマルチプログラマー

フラッシュマイコンマルチプログラマーってなに?

通称 ギャングライター (*1)と呼ばれていますが、 当製品の特長としては、
1.対象となるデバイスを フラッシュマイコン (*2)用に特化し、インテリジェントな通信方式を使ってプログラミング (*3)を行ないます。

2.これにより、デバイスが対象製品に組み込まれた後からでも、 自由にプログラムし直すことが可能になります。(対象製品の機能をバージョンアップすることが可能となり、ライフサイクルを伸ばし、環境保護にも貢献できます。)

3.対象となるデバイスのメーカー、品種を問わず、新しいデバイスにもいち早く対応が可能です。これは、プログラミング制御ソフトウェアをパソコンから簡単に入れ換える機能を備えているからです。 *1 ギャングライター
複数同時書き込みが可能なデバイス・プログラマーのことを、このように呼んでいます。
“ギャング”と聞くと怖そうなイメージがありますが、”複数同時”という意味で使われ始めたようです。
*2 フラッシュマイコン
正確にはフラッシュメモリー内蔵マイクロコンピューターとなりますが、略してこう呼んでいます。
身近な製品では、携帯電話などによく使われています。フラッシュメモリーの特長は、電池切れなどにより電源が供給されなくても、記憶したデーター(たとえば電話番号など)を失わないことと、必要に応じ、記憶を消去(Flash)して新しいデータに書き換えることができるという特長を持つ半導体記憶素子です。
*3 プログラミング
業界では一般に”書き込み”と呼んでいます。ここでは、メモリーなどの記憶素子にソフトウェアやデーターを半永久的に記憶させることを指します。

特長は何ですか?

特長は以下のようになっています。
複数(10個) の フラッシュマイコンへの同時書き込みができます。
部品書き込みと、 オンボード書き込みに対応しています。
通常操作するボタンを1つにすることで操作ミスをなくします。
動作シーケンスを編集することができます。
各社のフラッシュマイコンに対応できます。
書き込むデータをバックアップしているので、 パソコンから切り離した状態で書き込みができます。
マスターからのコピーができます。

オンボード書き込みとはどういうことですか?

ユーザー基板上で、ライターと接続するための信号を数本出しておくことにより、マイコンを基板に実装(半田付けした)状態で、マイコン内部のフラッシュメモリーの内容を書き換えることができます。

オンボードで書き込む利点は何ですか?

オンボード書込みの一番の利点としては、対象となるフラッシュマイコンを基板からはがさずに、半田付けされた状態でマイコン内部のフラッシュメモリーの内容を書き換えることができるということです。

違うフラッシュマイコンに書込みをしたい場合どうしたらよいのですか?

対応マイコンを変更する場合には以下の方法があります。
新規に使用するマイコンに対応しているコントロールソフトを購入する。(現在お持ちのコントロールソフトウェアが、新規に使用するマイコンをサポートしている場合は購入の必要はありません)
新規に使用するマイコン用のマイコンモジュールを購入する。
部品書き込みをする場合には、新規に使用するマイコン用のトップアダプターを購入する。
オンボード書き込みをする場合には、オンボード書き込み用のアダプタを購入する。(すでにオンボード書き込み用のアダプターを持っている場合は購入の必要はありません)
トップアダプターを交換する。
ITF2000とパソコンを接続し、それぞれの電源を入れ、パソコンでリモートソフトを起動します。
リモートソフトで、コントロールソフトウェアをダウンロードする。
リモートソフトで、マイコンモジュールをダウンロードする。

初めて購入する場合、何と何を購入すればよいのですか?

始めて使用する場合は以下のものが必要となります。
ITF2000本体
希望するマイコンに対応した部品書き込み用トップアダプター、あるいはオンボード書き込み用トップアダプター。
希望するマイコンに対応したコントロールソフト。
希望するマイコン用のマイコンモジュール。

オンボード書き込みをするときに、ターゲットとなる基板には何本くらいの信号線を接続するのですか?

通常のマイコンの場合5~8本程度が標準的です。

オンボード書き込みをする場合、ライターから基板の電源を供給することは可能ですか?

可能です。
方法としては、ライターの外部にユーザー様で用意した安定化電源を接続し、そこからオンボード書き込み用ケーブルを通してユーザー基板への電源供給ができます。

マスターコピーとは何ですか?

すでに書き込み済みのフラッシュマイコン(マスター)から、データーを読み出し、その他のフラッシュマイコンに書き込む方法です。これにより、データーの信頼性を上げることができます。

書き込みをする時には必ずパソコンにつないでおく必要がありますか?

必要ありません。
書き込みデーターを、バックアップできる構造となっていますので、パソコンから一度書込みデータをITF2000に転送すれば、あとは電源を切っても書き込みデーターは保持されますので、次回からパソコンを接続しないでも書き込み動作が可能となります。

オンボード書き込み用のケーブル(ライターとターゲット基板間)はどのくらいの長さまで伸ばせるのでしょうか?

標準では2mとなります。
ケーブルを長くする必要がある場合はご相談ください。

対応しているマイコンは何ですか?

対応マイコン一覧を用意していますのでこちらをご覧ください

データが書き込まれているフラッシュマイコンから、データーを読み出すことはできますか?

読み出し機能がサポートされているマイコンについては読み出しも可能です。

保証やサポートはどのようになっているのでしょうか?

サポート規約を用意していますのでこちらをご覧ください。

お問い合わせ

東京技術センター

代表・営業042-528-8651
技術042-528-8652

諏訪本社

0266-57-0890

お問い合わせフォーム