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開発事例紹介

課題:重度難聴者に光を!(音を)

エピソード

ある研究機関より補聴器をつけても音が聞き取れないような重度の難聴者に音を聞かせる装置の開発の相談を受けました。我々は、耳から音を聞くのではなく骨を振動させて音を認識する骨伝導の装置開発に着手。骨伝導携帯電話が世に出ていますが、我々の目指したのは重度難聴者にとって生活必需品となる医用機器です。骨伝導の場合通常の音の周波数ではなく周波数変調をする必要がありますが、DSP(信号処理プロセッサ)で、マイクから入力される信号に特殊な処理を行なって、音として認識できる装置の開発に成功。近い将来、重度の難聴者でも普通に会話ができるようになることでしょう。

課題:自動運転技術の開発に力を貸してくれ

エピソード

最近の自動車は1台に多数のマイコン(高級車では数百にも及ぶ)が搭載されCANというネットワークでつながって動作しています。一方、最近世界各国の自動車メーカーはじめGoogle、Appleなども自動運転技術の開発に乗り出し、しのぎを削っており、カーナビが進化したものが頭脳となってCANネットワークで車両を自動制御する、という近未来の姿が想像されます。当社はずいぶん昔からCANを中心とした車内ネットワークに精通し、最近はこのような自動運転のさきがけとなる開発案件にも取り組んでいます。

課題:ロボットに搭載できる基板を開発してくれ

エピソード

最近いろいろな分野向けにロボットを活用、という話題がよく聞かれます。工場の自動化ロボット、介護補助ロボットから、最近ではコミュニケーションロボットなどというものまで登場してきて、10年先はどんな社会になっているのか想像が膨らみます。機密の関係から具体名称は出せませんが、実はテレビで見かけるいくつかのロボットの内部基板の開発の一翼を担っています。箱のなかに納まる一般機器と違い、超小型/軽量/高速/誤動作許されない高信頼性などが求められる特殊な分野です。

課題:小型機器でUSBメモリを使いたい

エピソード

パソコンに限らず液晶テレビやオーディオなどUSBメモリが接続できる機器が増えています。しかし、小型組込み機器の世界では小型マイコンであるが故にUSBメモリ対応を実現することは困難であるとされてきた一方、そのような小規模マイコンでもUSBメモリ対応させたいという要求が多くあります。そこで、頭と知恵を絞って今まで自社製品として開発・販売してきたUSBミドルウェアとファイルシステムを基に、極限までシェイプアップしたminiミドルウェアを開発。世の常識を覆す小規模マイコンでのUSBメモリアクセスを実現しました。

課題:ハイレゾ(DSD)が再生できるコントローラを開発せよ!

エピソード

最近ハイレゾオーディオが脚光を浴びていますが、パソコンで高音質な音楽再生を楽しむためにキモとなるのがUSB DAC。SACDで使われているDSDフォーマットの音源を再生するために、専用のコントローラを開発してほしいとオーディオ機器メーカーの要望を受けて、専用コントローラ、パソコン用ドライバ、再生用ソフトを開発し、日本でも指折りのハイレゾ音源ソリューションメーカーとしての地位を確立しました。今日までに10社を超える国内主要オーディオメーカーに採用されています。

課題:ハイレゾ(DSD)が録音できる装置を開発せよ!

エピソード

レコードやテープといったアナログアーカイブ。アナログアーカイブには多くの情報が含まれていますが、デジタル化する時には情報が欠落してしまいます。情報を余すことなく記録したいという要望に応え、DSDフォーマットで記録できる装置を開発しました。ハイレゾで録音できる機器はまだ一般市販製品としてはごく特殊で高額ですが、これを皮切りに一気に広まるかもしれません。