exFATは、主にSDXCカードで採用されているファイルシステムです。(但し、SDXCカード専用の規格というわけではなく、USBメモリ等をexFAT形式でフォーマットして利用することも可能です。)
主な特徴
従来のFATではファイルサイズを32ビットで記録しているため、1つのファイルサイズが4GB未満のファイルしか保存できません。これに対して、exFATではファイルサイズを64ビットで記録しているため、ファイルサイズが4GB以上のファイルも保存できるようになりました。
また、exFATでは個々のクラスタが使用中か未使用かを示すビットマップが導入され、空き領域の割り当てを効率的に行えるようになりました。
対応OS
Windows Vista以降、Mac OS X 10.6.5以降は標準でexFATに対応しています。
Windows XPの場合、標準ではexFATに対応していませんが、Microsoftから提供されている更新プログラム(KB955704)をインストールすることでexFATに対応可能です。