USBデバイスを接続後、OS(Windowsなど)へ認識されるまでの一連のデータのやり取りのことをUSBのデバイスエニュメレーションと呼びます。
USBデバイスは、いくつかのディスクリプターと呼ばれる構成情報を保持しています。
PCは、USBデバイスの接続時に、このディスクリプターを要求します。
その時USBデバイスから応答されるディスクリプタデーターを解析しPCはUSBデバイスの構成を理解します。
この一連の動作が”エニュメレーション”と呼ばれるものになります。
このエニュメレーションにより、ユーザーは、USBデバイスに対し、シリアル通信(RS232C通信)のように、ボーレートやパリティーなど通信形態の設定をする必要はありません。